R1ヨーグルト等を種菌にしてアイリスオーヤマの「ヨーグルトメーカー プレミアム」を使ってヨーグルトを作ってみました。
ヨーグルトメーカーで自宅でヨーグルトが作れます。
ヨーグルトの作り方は簡単です。
種菌ヨーグルト+アイリスオーヤマ「ヨーグルトメーカー プレミアム」の失敗しないヨーグルトの作り方をご紹介します。
ヨーグルトメーカーを購入するきっかけ
ヨーグルトは以前から食べていましたが、手づくりヨーグルト作るようになった理由は、ずばり”節約”です。
自家製ヨーグルトを1回作るとそれを種菌にヨーグルトをまた作ること(増殖)ができます。
元々やっていた手づくりヨーグルトの作り方は、ボールにお湯を張り、種菌ヨーグルト+牛乳が入った容器を入れて温めると言うもの。
但し、お湯の温度を一定に保つにはボールのお湯が冷める前にお湯を継ぎ足す必要があり、これが面倒。
それと、温度管理がスムーズにできないので、室温が低い冬場はヨーグルトが出来上がるまで「時間がかかりすぎる」「固まらない」、逆に、室温が高い夏場は「過発酵してヨーグルト作りに失敗」する可能性が大。
そこで、温度管理ができるヨーグルトメーカーを購入する事にしました。
アイリスオーヤマのヨーグルトメーカーを選んだ理由
いざ、ヨーグルトメーカーを探してみると、色んなメーカーがヨーグルトメーカーを販売しています。値段も性能も様々です。
驚いたのが「ヨーグルトメーカー」というので、ヨーグルトを作る機械かと思いきや、ヨーグルトだけでなく、甘酒や塩麹などの発酵食品が作れるヨーグルトメーカーもあります。
作る発酵食品によって、発酵温度や発酵時間が異なります。
この調整範囲が価格に反映しているようです。
その中でアイリスオーヤマの「ヨーグルトメーカー プレミアム」を選んだのは以下の理由です。
・ヨーグルトだけでなく塩麹や甘酒等も作れる
・牛乳パック(1L)ごとヨーグルトが作れる
・価格が安い(3000円未満)
ヨーグルトだけでなく塩麹や甘酒等も作れる
ヨーグルトだけ作れるヨーグルトメーカーもありますが、塩麹や醤油麹が作れると余分な調味料が必要なくなり、これも節約になります。
また、今、流行りの甘酒が作れるのも魅力です。
牛乳パック(1L)ごとヨーグルトが作れる
ヨーグルトは容器に種菌と牛乳(又は豆乳)を入れて作りますが、洗うのが面倒、また、洗う時に注意しないと雑菌が入ったり、逆に洗剤の洗い残しがあると、菌が働いてくれません。
その点、1Lの牛乳パックを丸ごと使えるのは魅力です。
価格が安い(3000円未満)
元々、自家製ヨーグルトを手作りする目的は”節約”です。
ヨーグルトメーカーの価格が高いと、何をしているのか分かりません。
この性能で3,000円を切る価格は魅力です。
さすが、アイリスオーヤマですね。
というわけで、アイリスオーヤマの「ヨーグルトメーカー プレミアム」を購入する事にしました。
アイリスオーヤマの「ヨーグルトメーカー プレミアム」の同梱物
外箱↓
同梱物は以下のものです。
・本体
・専用容器
・軽量スプーン
・水切りカップ
・牛乳パック用ふた
上記以外にレシピブックが付きます。
アイリスオーヤマ「ヨーグルトメーカー」本体
極めてシンプルな作りです。
上部が透明なプラスチックのフタ?になっています。
陽気をセットしてフタをかぶせたら、コンセントをさし、温度と時間をセットし、スタートボタンを押すだけ。
後はほったらかしでヨーグルト等の発酵食品が出来上がります。
アイリスオーヤマ「ヨーグルトメーカー」専用容器
筒形の透明なプラスチックの容器です。
目盛りが付いてます。
但し、目盛りは800mlまで。
1Lのヨーグルトが作りたかった事もあり、後日、1000mlの容器を追加で注文しました。
↓右端が1000ml、左隣りが800mlの専用容器↓
※中身は入っていません。
アイリスオーヤマ「ヨーグルトメーカー」計量スプーン
プラスチック製の長いスプーンです。
容器が深いので、普通のスプーンでは届きません。
「計量」となっていますが、我が家でももっぱら、かき混ぜるのに使っています。
アイリスオーヤマ「ヨーグルトメーカー」水切りカップ
最初、「これは何だろう?」と思ったのですが、水切りヨーグルト(チーズ)を作る時に使います。
※水切りヨーグルトの作り方と口コミは別記事参照
アイリスオーヤマ「ヨーグルトメーカー」牛乳パック用ふた
牛乳パックでヨーグルトを作る時は、牛乳パックの口を全開します。
しかし、この状態で保存すると雑菌が入りやすいので、しっかりと口を止める必要があります。
その時、役に経つのがこの「牛乳パック用ふた」です。
アイリスオーヤマ「ヨーグルトメーカー」レシピブック
ヨーグルトメーカーの使った発酵食品の作り方が17種類、紹介されています。
一般の料理のレシピと違い、材料を揃えて、後は温度と時間を設定するだけなので、簡単なレシピです。
ヨーグルトを作る時の種菌の種類と量は?
我が家では元々、500mlのプレーンヨーグルトを良く食べていたので、最初は500mlのプレーンヨーグルトの一部を使ってました。
種菌はリンゴの皮でも良いらしいです。
※実際にその後、リンゴの皮で自家製ヨーグルトを作りました。
レシピブックに掲載されている「自家製ヨーグルト」の材料は以下のものです。
●自家製ヨーグルトの材料
①
・牛乳:900ml
・市販ヨーグルト:100g
②500mlでも作れます
・牛乳:450ml
・市販ヨーグルト:50g
「500mlでも作れます」とありますが、500mlの牛乳パックではヨーグルトメーカーの容器を入れるスペースが深いので無理です。
専用容器を使っての話です。
しかし、いざ、付属している専用容器で作ろうとした時に考え込みました。
付属の専用容器は800mlです。
市販のヨーグルトの割合は全体の1/10です。
従って、最初に市販ヨーグルトを約80g(100mlの目盛りの下あたり)入れ、次に牛乳を800mlの目盛りまで入れると、大体、OKです。
※レシピ通りやるにはヨーグルトの量を計る必要がありますが、面倒なので、目盛りでやっています。
その後、1000mlの専用容器を購入しましたが、こちらの方が作りやすいです。その場合は、市販のR1等を使います。
1人前用のサイズ(100g)なので、まず、1000mlの専用容器にR1を入れ、牛乳を1000mlの目盛りまで入れてかき混ぜたらOKです。
容器とスプーンを殺菌する方法
自家製ヨーグルトはヨーグルトメーカーがあると簡単に作ることができますが、注意する点があります。
それは「雑菌」と「薬品」です。
「雑菌」が多いと乳酸菌が負けてしまいます。
また、容器やスプーンを洗う時に中性洗剤の洗い残しがあると、乳酸菌が弱る、あるいは死滅する可能性があります。
また、水道水には塩素が含まれているので、これも問題です。
我が家では殺菌を2段階でやっています。
①水道水で専用容器やスプーンを洗う
※中性洗剤を使って良い。但し、よく洗い流す。
②専用容器に浄水器+お湯を100㏄~200㏄程度入れ、フタをして、良く振る。
中のお湯を流す時に使うスプーンもゆすぐ。
まず、水道水(+中性洗剤)で雑菌を除去。
次に浄水器+お湯で水道水の塩素(+中性洗剤)を除去。
お湯で洗うと容器が温まり、冷えた容器より、乳酸菌が働きやすくなる、と勝手に考えています。
ヨーグルトを作る時は牛乳は温めた方が良い?
自家製ヨーグルトの作り方を調べると、「レンジ等で牛乳パックごと温める」方法が載っていました。
一度、やってみたら、温度が高過ぎたのか過発酵が進み、ヨーグルトの表面がピンク色になってしまいました。
その後は、温めないでそのまま牛乳(又は豆乳)を使っていますが、ちゃんと作れます。
ヨーグルトメーカーを使わない場合は、温めた方が良いかもしれませんが、ヨーグルトメーカーを使う場合は必要ないと考えます。
現にアイリスオーヤマの「ヨーグルトメーカー プレミアム」に付属しているレシピブックには、「牛乳を温めて使う」とは一言も書いていません。
ヨーグルトメーカーの温度と時間のセット
カスピ海ヨーグルトやケファイヨーグルト以外のヨーグルトの場合、「温度は40℃、タイマーは8~10時間にセット」とあります。
タイマーの時間は、恐らく、暑い日と寒い日の室温の関係で異なるもではないかと思います。
11月は35℃、8時間の設定で失敗なくヨーグルトが作れていました。
35℃に設定しているのは、40℃に設定したら出来上がったヨーグルトの表面がピンク色になったことがあった(過発酵)のが理由ですが、その時は、牛乳をパックごと温めたのを使ったので、それが原因かと。
12月に入って寒い日は35℃ではしっかり固まりません。
やはり温度設定を40℃近くあげるか、8時間以上の時間が必要なようです。
アイリスオーヤマ「ヨーグルトメーカー プレミアム」を使ったヨーグルトの作り方
ヨーグルトメーカーの作り方は簡単です。
①専用容器に牛乳と種菌のヨーグルトを入れ、よく混ぜる。
②温度と時間をセット ③スタートボタンを押す 時間が経つと出来上がります。
以下は、40℃、8時間をセットした時の画像です。 ※+-で調整できます。 スタートボタンを押すとランプが光ります。
●温度
●時間
●スタートボタンを押すと光る
ヨーグルトが固まらない理由
ヨーグルトが固まらない理由には以下の点が考えらます。
・容器等の殺菌が十分でない⇒雑菌が強い
・容器等を洗う時、中性洗剤の洗い残しがある⇒中生洗剤で乳酸菌が弱っている、又は死滅
・容器等の洗浄に水道水(塩素)を使っている⇒水道水には塩素が含まれています。塩素には殺菌作用があるので、乳酸菌が弱っている、又は死滅した可能性があります。
・温度が低い
・時間が短い
・種菌が弱い
種菌が弱い
ヨーグルトが固まらないのは種菌がきちんと働いていないからですが、種菌自体に問題ある場合があります。
・種菌の量が足りない
・種菌が弱っている
種菌の量が足りない
ヨーグルトは種菌+牛乳(又は豆乳)で作りますが、その割合は1:9です。
種菌の割合がこれより少ないと固まらない可能性があります。
種菌が弱っている
一旦出来上がったヨーグルトを種菌にヨーグルトを作ることができます。しかし、これを繰り返すうち、種菌自体に力が無くなってくる場合があります。
種菌の力が弱まると、雑菌の力が強くなるので、「ヨーグルトが固まらない」「ヨーグルトが酸っぱい」といったことが起こります。
何回使ったら新しい種菌を使うかの決まりはありませんが、いつも通り作っているのに「ヨーグルトが固まりにくい」「以前より酸っぱく感じる」ということでしたら、変え時だと言えます。
アイリスオーヤマ「ヨーグルトメーカー プレミアム」で醤油麹や甘酒を作る
アイリスオーヤマ「ヨーグルトメーカー プレミアム」を使うと、ヨーグルトだけでなく、醤油麹や甘酒を作ることができます。
実際に醤油麹や甘酒を使った口コミは後日、公開の予定です。
アイリスオーヤマのヨーグルトメーカーの新機種
私が購入したヨーグルトメーカーは、「ヨーグルトメーカー プレミアム(IYM-012)」ですが、じつは新しいモデルIYM-013とIYM-014が既に販売されています。 IYM-014がの価格は4,157円と「ヨーグルトメーカー プレミアム(IYM-012)」より1000円以上高いです。 何が違うのでしょうか? 以下の点が違います。
「ヨーグルトメーカー プレミアム(IYM-012)」とIYM-014の違い
●専用容器 800ml→900mlにアップ
●新しく加わった機能 「自動メニュー」
プレーンヨーグルトと甘酒は、温度と時間を設定しなくても1プッシュで良いようですね。
専用容器の容量が100ml違うこと以外は、「自動メニュー」があるかないかだけです。
専用容器は2つあった方が使い勝手がよいのですが、IYM-013には900mlの専用容器が2つセットされており、さらに「混ぜ棒」がついています。
それと、何と飲むヨーグルトも作れます。
そして、自動メニューも。
今、ヨーグルトメーカーを購入するなら、断然、アイリスオーヤマのヨーグルトメーカー IYM-013を選びますね。
※参照:ヨーグルトメーカー厳選8商品の口コミ・性能・価格比較~おすすめは?