楽天モバイル「Rakuten UN-LIMIT V」を2021年1月4日に契約してから早1ヶ月が経ちました。
初期設定から、私の居住エリアでの電波の通じ具合、通話アプリRakutenLink
の音声品質など、この1ヶ月間使ってみて分かった楽天モバイル回線の問題点を披露しまます。

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楽天モバイル「Rakuten UN-LIMIT」の特長

楽天モバイル「Rakuten UN-LIMIT V」の特長や「Rakuten UN-LIMIT2.0」の口コミ評判は、以下の記事にまとめてあります。
楽天モバイル「Rakuten UN-LIMIT V」口コミ評判[1]~メリット・デメリット

ここでは、楽天モバイル「Rakuten UN-LIMIT」シリーズの特長及び問題点(デメリット)について軽く触れます。

楽天モバイル「Rakuten UN-LIMIT」とは?

「Rakuten UN-LIMIT」とは、楽天モバイルの自前回線「楽天回線」を使った料金プランです。
テスト段階の「Rakuten UN-LIMIT」から「Rakuten UN-LIMIT2.0」→「Rakuten UN-LIMIT V」、そして2021年4月1日からは「Rakuten UN-LIMIT Ⅵ」にアップグレードしましす。

楽天モバイル「Rakuten UN-LIMIT」の各々の料金プランの違いは以下の通りです。

Rakuten UN-LIMIT2.0

●日本全国データ使い放題
●日本全国通話使い放題

Rakuten UN-LIMIT V

「Rakuten UN-LIMIT2.0」では、4G対象でしたが、「Rakuten UN-LIMIT V」は5Gも対象です。
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楽天モバイル

Rakuten UN-LIMIT Ⅵ

「Rakuten UN-LIMIT V」までは料金プランは1種類だけ(月額2,980円)でした。
しかし、「Rakuten UN-LIMIT Ⅵ」では、通信データ量によって段階的に料金プランが4つに分かれてました。

●1GB/月まで:0円
●3GB/月まで:980円
●20GB/月まで:1,980円
●無制限:2,980円

これを見る限り、最強の料金プランと言えます。
但し、楽天モバイル「Rakuten UN-LIMIT」には問題点もあります。

楽天モバイル「Rakuten UN-LIMIT」のデメリット

楽天モバイル「Rakuten UN-LIMIT」が現在、抱えている問題点は大きく以下の2点です。

●エリアの問題
●適応機種の問題

エリアの問題

楽天モバイル「Rakuten UN-LIMIT」は、「日本全国データ使い放題」を打ち出していますが、これは楽天回線が通じるエリアに限ります。

何が問題がというと、楽天回線は基地局の設置がまだ十分でなく、都市部がメインで通じないエリアが多いです。

そこをカバーするのがパートナー回線(au)です。
但し、パートナー回線は月間5GBの制約があります。
※但し通信速度は最高1Mbpsというので、ネット閲覧には問題はないようです。

適応機種の問題

楽天モバイルが動作確認(保証)しているスマホ機種は少ないです。
特に私が契約した「Rakuten UN-LIMIT V」はeSIMなので、これも関係あるかと思います。

さらに、「Rakuten UN-LIMIT V」の最大の売りは「Rakuten UN-LIMIT」と同じ料金(月額2,980円)で、5Gも使えるということですが、これも問題です。

というのは、5G対応の適応機種が少ない上に、エリアも限られています。
従って、「Rakuten UN-LIMIT V」の最大の売りである「4G+5G」の恩恵を受ける方はほとんどいないのが現実です。

私が楽天モバイル「Rakuten UN-LIMIT V」を契約した理由

私が楽天モバイル「Rakuten UN-LIMIT V」を契約した最大の理由は、「月額プラン料金2,980円が1年無料」に惹かれたからです。

但し、前述のように2つの問題がありました。

●エリアの問題
●適応機種の問題

エリアの問題

「エリアの問題」については、実際に使えるのか不安だったので、サブ機として使う事にしました。
従って、MNP(乗り換え)ではなく、「新規」です。

適応機種の問題

自分が所有しているスマホが使えるか調べてみましたが、保証外でした。
そこで、「Rakuten Hand」を購入することにしました。
本体価格は20,000円ですが、条件を満たせば、楽天ポイントの還元があり、「実質0円」で購入できるとあった為です。

「Rakuten UN-LIMIT V」申込と同時にRakuten Hand購入で実質0円【楽天モバイル】
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こうして、私は楽天モバイル「Rakuten UN-LIMIT V」を契約+「Rakuten Hand」を購入しました。
契約自体はネットで簡単でした。
しかし、初期設定は少々手こずりました。

「Rakuten UN-LIMIT V」初期設定

1月4日にネットで契約。
その後の経緯です。

●1月5日:申込完了メールが届く。
1月4日の手続きが夜遅かったため、契約日は1月5日になっています。
●1月6日:製品発送完了メールが届く
●1月7日:eSIMプロファイルダウンロードのお願いメールが届く。

1月7日に「Rakuten Hand」と案内一式が届きました。
ここまでは、申込から僅か3日間。
手続きが早いです。

楽天回線開通までの手続きは、同梱されてきた「START GIDE」に基づいて手続きを行います。

スマートフォンの初期設定

「Rakuten UN-LIMIT V」は物理的なSIカードをスマホ本体に差し込むのではなく、eSIMを利用します。
開通までの手続きにはWi-Fiもしくは、モバイル通信でのデータ通信(テザリング)が必要になります。

ご自宅にWi-Fi環境があれば、簡単です。
ご自宅にWi-Fi環境似ない場合、他にデータ通信が出来るスマホをお持ちであれば、テザリングで接続するか、Wi-Fi環境環境がある(接続できる)場所で設定を行うしかありません。

以上のいずれも不可であれば、楽天モバイルの店舗で契約すれば、初期設定を手伝ってくれる可能性があります。
※確実ではありませんので楽天モバイル店舗にお問合せ下さい。但し、店舗で契約をする必要があります。

Gooleアカウントでログイン

Gooleアカウントでログインして、eSIMの設定などを行います。

Googleレンズの起動

ここで、「Googleレンズ」という初めて聞く用語が出てきます。
要は、楽天回線の開通手続きに必要なQRコードの読み取りを行う為のものです。

楽天会員にログイン

楽天回線の開通手続きには楽天会員の楽天IDとパスワードでログインする必要があります。
しかし、パスワードを入力してもエラーが出て、再設定する羽目になりました。

開通手続きを行う

my楽天モバイルにログリンして、管理画面の「開通手続きをする」をタップすると、「スタートガイド」にはあるのですが、「開通手続きをする」ボタンが見当たりません。

調べてみると、「ボタンが表示されるまで受取りから1日かかる場合があります。」とありました。

当日、18時過ぎににようやく「開通手続きをする」ボタンが現れ開通できました。

楽天回線の開通確認

楽天回線が実際に開通したかの確認です。
まず、Wi-FiをOFF。
次にCromeを開く。
ここで、WEBページが表示されれば、ネットが通じた(楽天回線が開通した)ということです。

但し、ここで問題があります。
楽天回線が通じれば、スマホの最上部に「Rakuten」という文字と電波状況を表す三角形が、電波状況に合わせて黒くなります。

しかし、圏外の場合、「Rakuten」の文字の代りに「緊急通報のみ」のテロップが流れ、電波状況を表す三角形の中には×印。

楽天回線は開通しているが圏外なのか、楽天回線そのものが開通していなかの判別がつきません。

但し、開通するとmy楽天モバイルに「開通手続きが完了しました」という表示が出ます。
開通したかを判別できない時は、Wi-Fi接続でmy楽天モバイルにログインして確認すると良いです。

Rakuten Linkアプリの設定

「Rakuten UN-LIMIT V」で、「国内通話かけ放題」になるには、Rakuten Linkアプリ利用が必須となります。

ここからはWi-FiをOFFにして、楽天回線で初期設定を行います。
楽天回線が圏外の場合は、初期設定が出来ないので、楽天回線が通じるエリアで行う必要があります。

以上で、楽天回線が開通し、Rakuten Linkアプリが使えるようになりました。
ただ、初期設定は意外と手間取りました。

さて、ここからは実際に楽天モバイル「Rakuten UN-LIMIT V」を使って気付いて点(特に問題点)について口コミを披露していきます。

楽天モバイル「Rakuten UN-LIMIT V」を使って分かったデメリット

電波状況

自宅では、楽天回線が繋がったり切れたり。
不思議なのは、楽天回線が通じない場合は、パートナー回線に切り替わらないこと。

しかし、これは私の理解が足りなかったようです。
その地域である程度、楽天回線の基地局の設置が進むと、パートナー回線は無くなるようです。

例えば、私が居住するエリアでは同じ市内でも、全く電波が通じないところがあります。
聞くところによると、楽天回線の基地局は、楽天グループの関係会社のビルの屋上などに設置されているようです。
※その為、低いビルの場合、電波が飛ばない。

従って、同じ市内でも全域をカバーしているわけではなく、漏れているところがあります。
丁度、電波が通じない場所によく利用するドラッグストアとダイソー・やまやがあるので、スマホ決済は不可です。
従って、現状では、楽天モバイル「Rakuten UN-LIMIT V」をメインにするつもりはありません。

一方、駅前は会社が多いので、電波が良く通じます。

これは盲点でした。
「楽天回線が通じなくても、パートナー回線があるので通信には困らない」というのは、幻想でした。

この問題が解決しない限り、楽天モバイル「Rakuten UN-LIMIT」が全国に普及するのは難しいですね。

電話帳の移行

メインのスマホにある電話帳のデータはGoogleドライブで移行しました。

電話の掛け方

Rakuten Linkで電話をかけるには、まず、①Rakuten Linkアプリをタップ。
次に②「連絡先」名前の右端にあるの緑色の受話器マークをタップ。
あるいは、名前をタップして開いた画面の電話番号の左の緑色の受話器をタップ。
これでかかります。

メッセージ送信

ショートメール(SMS)の送信は、通常と異なります。
通常は、「メッセージ」アイコンをタップして、ショートメールの送受信を行います。
しかし、楽天モバイルには、「メッセージ」アイコンがありません。

メッセージ送信はRakuten Linkアプリから行います。
連絡先の名前をタップ。
次に、電話番号の右に表示されているメッセージアイコンをタップ。
これで、ショートメールが行なえます。

チャットのやり方

Rakuten Linkアプリをタップして最初に開く「通話」画面。
その際下部の左端に「チャット」があります。
「チャット」に関しては「楽天モバイルらのお知らせ」が何回か届きました。
但し、「楽天モバイルらのお知らせ」には送信専用とあり、返信は不可です。

ただ、「チャット」とはありますが、上部には「SMS」とあります。
どうやら、楽天モバイルでは、「チャット」=「SMS」とも言えそうですが、若干ことなります。

「チャット」には「お客様サポート」「グループ作成」「新規チャット」があります。

通話品質

さて、肝心のRakuten Linkの通話品質の問題です。
ます、電波が弱い(又は不安定)時はは以下の症状が起こりました。

●相手にこちらの声が聞こえない。⇒電話を切られる
●相手にこちらの声が聞こえたり、聞こえなかったりする。
●途中で切れる。

これに対する対処としては、電波状況の良い場所で電話をする。
あるいは、Wi-Fiで接続する方法です。

但し、Wi-Fiの場合、楽天回線を使っていないので、相手には「非通知」になります。
これを回避するには、自宅では Rakuten Casa(楽天カーサ)という、ホームルータのようなものを使う方法があります。

Rakuten Casa(楽天カーサ)に関しては、別記事をご参照ください。
※後日、記事アップの予定です。
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